「社会の掟」
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第128話『底辺先生のブログ記事「表では絶対に言えない人生の黄金法則〜」の紹介(前半)』

トラ
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今回は、フランケン通勤ラジオ第128話『底辺先生の「身もふたもない人生の成功法則」前半』の紹介です。

『表では絶対に言えない人生の黄金法則』についてのブログ記事

今日は本では無いんですが、コレは必ず読んでおくべき!っていうブログ記事を紹介しましょう。

知る人ぞ知る底辺理三先生のブログから、はあちゅうさんをまあまあ袈裟斬りにする人生哲学の記事ですよ。

実に切れ味のいい記事に仕上がっています。できればこんなこ汚いラジオはすぐに聞くのをやめて、ブログの元記事を読むことをオススメします。

まあ、又聞きでいいやって人はこのまま聞いてやってください。

というか、聞かなくていいです。コレは僕が自分の頭を整理するためのコンテンツなので、恥ずかしいから聞かなくて良いです。

身もふたもない、2つの黄金法則

さてさて、底辺先生は人生の成功法則を2つ挙げています。

表では絶対に言えない人生の黄金法則
  • 最初はなりふり構わず金を稼げ
  • もっともらしいことを言って若者の芽を潰せ

厳密に言えば、のし上がる時に凡人が持ちやすい葛藤の処理の仕方と、のし上がった後の優位性の保ち方、この2つについてですね。

僕が最大級にこの記事を賞賛する理由はここです。

「こうやったら成功するよ!」

なんて甘っちょろいメッセージは微塵も含まれてないんですよ。のし上がる方法論と能力は持ってること前提です。それを持った上でうまくキャリアデザインをコントロールできずにうだうだやってる人たちに、「ハラ決めろ」って言ってるんですね。全然優しく無いんですよ。

この厳しさがシャープです。やっぱり価値ある情報っていうのはこうじゃなきゃ、と思いますよね。

さて、具体的に底辺先生の教えを勉強してみましょう。

第1の法則「最初はなりふり構わず金を稼げ」

最初の黄金法則はなりふり構わず稼いで、そこからシフトすることです。 どんな汚い手を使っても最初に上手く稼ぎきってしまえば後でレバレッジをかけることができ、そのフェイズに入ってから自分の理想を追い求めれば良いんですよね。

底辺先生はやや露悪趣味をお持ちのようで、チョイチョイと極端な表現をお使いになられます。まあ、ブログコンセプトが資産形成をベースに生きやすい人生をっていうものなので、お金ベースで説明しているんですが、ここで紹介したメッセージは何もお金に限った話では無いなあ、と思う次第です。

正攻法で目標を達成できないなら、レバレッジが必要。

やりたいことをやるには、そもそもその「やりたいこと」ってやつを動かすだけの力を発生させなけりゃダメですよね。

例えば、100kgの石を動かそうとしたら、100kgの力をどっかから持ってこなくちゃいけない。日本の教育的にこの100kgを清く正しく持って来ようとしたら、この石に向かってコツコツと筋トレしなさいってことになるんだよね。それが「美しい」、そう教わります。それでいつの間にか「この美しさが大事なんだ」って空気になる。最終的には、結局石はピクリとも動かせなかったけど、「美しかったからいいじゃ無いか」みたいな終わり方をする。

こんな流れ、身に覚えありませんか?

美しかったから満足、満足できるなら勝手にしてくれってもんですよ。元々は「石を動かす」っていう目標が第一なんだから、それ以外のことはさておいていいんですよ。

正攻法で医師の前で筋トレして、100kgのベンチプレスがあげられるようになった、これでいけそうならどうやったって構いません。

問題は、どれだけ筋トレしても、絶対ベンチプレスじゃ100kgはあげられない貧弱なボディだったらどうしましょう?ってことだよね。

先生がまず最初に教えてくれるのは、体重50kgなら、テコを使って100kgの石を動かせ、っていうことですよ。このテコの長さってやつが「レバレッジ」っていうんです。このレバレッジの方法には色々なものが考えられます。物だったり、法人だったり、実績だったり、コネクションだったり、社会人っていうのは大なり小なり自分の持っている資源をレバレッジとして使いながら自分の腕力より重いものを動かしてる。

先生がこのブログで端的に表現しているのは、万物に共通するレバレッジソースは、まずはマネーだよ。っていうことなんです。

目的に必要なレバレッジはマネーで手に入る。

この考え方は究極的には正しく、ただ、運用上ではロスが大きい。

動かそうとしている石が、ある特定の石の場合には、ぴったりした最小のレバレッジョというものがデザイン可能ですよ。物だったり人だったり、技術だったりの顔つきをしてるけど、大体はマネーで用意するよりも小さな資源で十分なことが多い。でも、このレバレッジは他の石を自由に動かせるかっていうと、いつもそうとは限らない。また、そもそもこういうぴったりしたレバレッジは何かの参入障壁の向こう側にあることが多く、手に入れるにはまた別のロジックが必要になることがしばしばある。

フランケン
フランケン

は、小さい資源からピッタリのレバレッジを手に入れるっていう作戦は、条件依存になる事が多いっていう話だね。

そんな時に、それらの条件をすっ飛ばして確実なレバレッジを手に入れる普遍的な方法論が、マネーを用意しろってことになる。マネーっていうのは、あらゆる価値を交換する際の、最終的な共通言語だから、これがふんだんにあれば大抵の物は用意する事ができる。だから、多くを持たない場合には、とにかくマネーを大量に用意して、共通言語であるマネーで目的の石を動かすためのテコを持ってくる、要は買うって事だけど、それでレバレッジを手に入れる事ができるよっていうことになる。

このやり方はロスが多くて、なんらかの参入障壁の中にいる人がピッタリのレバレッジを用意するのに比べて、倍以上のマネーを用意しなくちゃいけない。業界によっては10倍以上になることも珍しく無い。例えばソフトウェア業界だと、一見さんから粗利で1000%狙うのはよくあることだよね。それで買ってくれるんだから。

でも、ともあれマネーがあれば目的に必要なレバレッジは手に入るっていう事が大事。

石が動かなければ、全ては無意味。清く正しく美しくやっても、汚かろうがなんだろうが、まずは石を動かせないと話にならない。

相手に与えた不利益は、贖罪でバランスさせればいい。

ここまでならば、その辺の飲み屋でちょっと悪い先輩が垂れ流してる説教と変わらないんだけど、先生のメッセージが冴えてるのは、この「汚さ」をフォローできてるところだよ。

なりふり構わず金を稼ぐ過程で不幸になる人があらわれるかもしれませんが、後で理想実現のために頑張って贖罪すればいいんですよ。

このメッセージは冴えてる。
不幸な人間を作るな、じゃなくて、贖罪しろ、って言ってるんだよ。

ここで、「理想実現のために踏みつけられる人間が出るのは仕方がない、そいつらは我慢するべきだ」って言われるとシラケちゃう。

そういう人たちに、なんらかの損害を与えたんなら、損害に対する保証で済むわけだよね。これに対してそんなのはダメだっていう人は、じゃあ、僕らが石を動かせないっていう不利益をその人が補填してくれるのかっていうと、そんなことはない。

結局、何か大きな石を動かそうとすると、誰かの不利益が生じるようなことはいくらでもある。「犠牲にされた」人にはどういう補填をしたところで許してくれるわけじゃないだろう。だから最終的には「犠牲にした」ことに自分でどうやって折り合いをつけるかに落ち着いちゃう。そんな時に、贖罪っていう折り合いのつけかたは1つの方法論だよって言ってくれているわけだよね。

繰り返していうけど、それすらも許さないって言ってくる人は、多分何をやっても認めてくれないし、あなたが諦めた時に補償なんか絶対してくれない。

最終的には、痛みを与える相手を、自分にするか、他人にするか。

相手に与えるなら、償えるくらいのリザルトを出してバランスさせろよ。自分の内的葛藤を。

先生の第1法則は、多分こういうことを言ってるんじゃないのかな、と思いますよ。

フランケン
フランケン

全然違う?すみませんでした。

さて、またぞろ長くなっちゃったので、後半に続きます。

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トラ
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