第325話『50歳を過ぎてから人生を5年で変えるには』
トラです。
商品を設計するときに原価から積み上げて販売価格を決めるのか、売りたい価格から利益が出せるようにコストを計算するのか。
こんな会話がX上で行われていました。
今回は、「50歳を過ぎてから人生を変えるには」の話がメインテーマではありますが、商品を作ってビジネスをはじめるという方にはおすすめの回の文字起こしになります。
イントロダクション
おはようございます。フランケンの略働通勤ラジオです。
今日は、いつぞや時事ネタの方でやった話の続きをやっていきましょうか。
僕の垂れ流すメッセージが、おじさんたちに受けが悪いという話をやったことあるんです。
特に、人生のやり直しが効かなくなったとおぼしき、50オーバーのおっさんたちにすこぶる受けが悪いという話をしたことがあり、その中で「50歳超えたとしても、人間5年もあれば人生ガラッと変わるもんだよ」という話をちらっとしました。
そうしたら「50歳を過ぎてから人生を5年で変えるには、具体的にどうしたらいいんだ?その話をしろよ」という声がちょっとありました。
今日は、できる範囲でそういう話をちょっとしていきましょうか。
50を過ぎてから人生を変えるための方法論
これは50過ぎの人に向けたコンテンツなんですけど、そういう人たちにとっての希望になるのか、あるいは引導を渡してしまう介錯になってしまうのかは知りません。
じゃあ、早速方法論に入っていきます。
キャリアに対する諦めを持てるか
まずは、これまでのキャリアをこれ以上伸ばそうとしないという、諦めとか割り切りというのが肝になってくるんです。
今まで積み上げてきたキャリアというのが、自分の人生をいい意味で完結させてくれると信じて積み上げてきた。それは分かってます。
分かってるんですけど、その戦略でうまくいく人は50歳までに大体ケリがついてるんです。
50を超える頃には、自分の人生に満足し、その上更にキャリアを上積みするフェーズに入る。
1回あがるんです、50までに。
あがった後に、更にそのキャリアを上積みしていくというのが、自分が今までやってきたことを肯定的に見られる人間の50超えなんです。残念ながら、50過ぎて人生変えたいって思っちゃうタイプは、そうはならなかった人たちなんです。
自分の人生を手放しで肯定できるほど楽しい人生を歩んでこなかった、という自覚がある。
だから人生変えたいとか今更思っちゃってるわけでしょう。
50まで生きてきて、自分の人生にケチをつけられて憤慨するようなら、これ、先が見えてるんです。
誰に見えてるかっていったら、他人どころじゃなく自分で自分の人生の先が見えている。だからケチをつけられると憤慨して、本当のことを言うなって思うんです。
その直感は正しいです。
他人に言われなくたって、自分が1番分かってるんです。
どんなに頑張っても、今までのやり方を続けてても、自分の人生が大きく変わったりはしない。
だから、変えるならやり方を大きく変えないと、おそらく何も変わらないでしょう。
人生を変えられた人の共通点
さて、短期間で人生が大きく変わったという経験を持ってる人に特徴的なのが、何らかのサバイバーであるということ、これは共通なんです。
病気でも事故でもいいですわ。
なんらか肉体的にでも精神的にでも、1回死んだことある人間というのが圧倒的に多いんですよ。短期間で人生が変わるタイプには。
そういう人が、なぜ人生を短期間で大きく変えるのかいうと、今までのキャリアデザインの放棄というものに抵抗がなくなるからなんです。
精神的にも肉体的にもどっかで死ぬと、今までのそのキャリアを放棄する機会になるからなんです。
せっかく生き残ったんだし、やりたいと思うことをやってこうという風に今までのキャリアデザインを放棄することへの抵抗がなくなる。この動機付けになるんです、死にかけ体験って。
今の自分に不満がある人は、そのまま生きても変わらない
1度も死にかけずにこのメンタルになるのはまあまあ難しいんだけど、やっぱりなんらかの方法でこれまでのキャリアの放棄ができないと、人生を大きく変えるのは難しいです。
ひどい言い方すると、捨てるのがもったいないようなキャリアを持っている人というのは、人生を変えたいなんて思うわけないのよ。満足してるんだから。
だから、人生を変えたいという風に思っちゃう時点で、その人は自分のキャリアに不満を感じている。
そして、はっきり言うけど、50まで生きて自分の人生が不満な人は、そのまま生きても人生満足できるものに変えられることはできない。
ですから、捨てる覚悟を持たないとイーブンに戦えないんです。
戦う、誰と?
ゴミ(過去のキャリア)を捨てて戦えるか
これはそういった重荷を捨てた人間が敵なんですよ。
イーブンに戦えない。なぜか?
リスクの取り方が違ってくるからなんです。
今日のテーマはこれです。
メンタルが変わらなければ、50からの人生は変わらん。
これの対偶を取ると、50過ぎの老人が人生を変えるんだったら、まず先にメンタルを変える必要があるということになるんです。
ほとんどの人が苦悩するのは、くだらない人生だと自分でも薄々認めてるくせに、それすらも捨てられないから苦悩するんです。
今まで積み上げてきたのは土台じゃなくてゴミかもしれない。
捨てるべきゴミの上に、新しい人生をさらに上積みしようとするから、何も積み上がんないんです。
ひどいこと言ってますよね。
でも、このメンタルブロックはどっかで外して積み上げたゴミというのはガサっと捨てないと勝てない。誰に?
まだ失うものを持ってないから大胆な手を打てる若手。
やり直しが効くからリスクのある手を打っていける若者。
これとイーブンでは戦えない。
過去の人生を捨てて大胆な手を打てるようになった50代。これとも戦えません。
資産があって道楽としての挑戦だから、ノーリスクで戦える老人。こいつらともイーブンに戦えないんです。
こういう人たちに、武器にもならないようなつまらない自分のキャリアというのを守りながら、リスクも取らず片手間で無難な一手なんか打ったって、どうやったって今言ってる人たちに勝てるわけがない。
繰り返しになるけれども、自分が大事に守ろうとしてるキャリアというのは、この場合財産ではなく足かせだと理解するべきです。
この観念論を展開すると、もっと具体的な話しろって怒られちゃうんです。
でも、このメンタルブロックが外れないと、どうにも変わらない。
「じゃあ、捨てる覚悟ができたとして、何をしたらいいですか?会社を辞めればいいですか?とりあえずは」というような、そういうちょっと割り切った人のためのメッセージ、もうちょっと観念論じゃなく、具体的な話をする必要が今日はあるでしょう。
やるべき2つのこと、時間の捻出と賃労働外の収入獲得
メンタルをなんとかして外してくれたら、やるべきことというのは、そんなに多くないです。
まず2つ挙げておきましょうか。今日はこれだけ覚えて帰ってください。
まず1つ、時間を作ってくれ。時間を捻出すること。
もう1つは、小さくてもいいから賃労働以外で収入を得る。これを達成してくれ。この2つ。
1番、時間を捻出する。
2番、何でもいいから賃労働以外の収入というのを得ようとしてくれ。
この2つですよ。
時間は絶対に作れる
これまでのキャリアはもういらないんだから、そこに突っ込むエフォートというのは最低限でいい。現状維持に毛が生えた程度。
それだけでおそらく1日2時間や3時間、大体週20時間ぐらいのリソースというのは手に入るはずなんです。
絶対に手に入る、なんぼ忙しいって言ってる人間でも、今のその仕事の内容というのをもう維持だけで十分だというぐらいまでボルテージ下げてくれれば、おそらく1日2〜3時間なんて簡単に作れるんです。
土日なんて潰してあげれば、週20時間ぐらいなんであっという間に手に入るから。
そのぐらいの時間のリソース、逆を言うとこのぐらいの時間を用意できないと、人生って絶対変わらないんです。
必要なんですよ、このぐらいの時間は。
ちなみに、仕事を現状維持するだけでも全力投球が必要なようだったら、その仕事をしたまま人生を変えるのは難しいと思ってください。
一瞬でも手抜いたらこの仕事に振り切られるみたいな、全力でもう朝から晩までヘトヘトに仕事をやって、これに一瞬でも手抜いたらクビになる、みたいな働き方をしている人は厳しいです。
覚悟がないなら奴隷として生きればいい
そういう場合は、給料を下げてても何でもいいから、とにかく時間を作れる仕事に変えるべきです。
今これを聞いて「えっ?」て思ったでしょ?
その覚悟がなければ、寝る間を惜しんで働いてるのに満足できない額の御駄賃をもらって、死ぬまで生きる。これまでの生活が続けばいいじゃないですか。
給料下げてまで過法転職して人生も変わらなかったら何も残らないんじゃ。ってちらっと思ったでしょう、心のどこかで。サバイバーというのはそこが違うんです。
1度死んでるから失うも何も今の人生をゲームオーバー後のボーナスゲームだと思ってプレイしてるんです。
すでにスタンスで負けてるという意味は、こういう意味なんです。
こういう、人生が1回終わって、維持するつもりもなくボーナスゲームを楽しんでるような連中というのが、ここから先の敵ですから。50で人生を変えたい人間にとって。
失敗しても、もちろん誰も責任取ってくれませんよ。
50で今の職場を変えて手取り半分になって、その代わりに時間はできても。
こうやって唆している僕だって、もちろん責任は取りません。
でも、これを聞いている皆さんがやろうとしてることは、奴隷として生きるのが嫌になったから、いっちょ首でもくくってゾンビの群れに混ざって喧嘩してこようという、そういう挑戦なんだから、それが怖いなら奴隷として生きればいいだけの話なんです。
でも、それは嫌なんですよね?だからそのやり方教えてくれって聞いてるわけです。
だから、僕だって鬼じゃないから、首をくくれとは言わないんです。
いきなり仕事を辞めるな
生きたままゾンビのふりをして、ゾンビの群れに混ざって喧嘩する方法というのを教えよう、そういう話をしてるんです。
それが2つあるうちの1つ目が「時間を捻出する」だったわけです。
これ、何もないのにいきなり無職になっちゃったら、本当に文無しになった時にゲームオーバーになっちゃうから、いきなり仕事を辞めたとかはお勧めしません。
とあるラーメン屋が「ラーメンは素晴らしい。明日仕事やめて明後日からラーメンやれ」ってそそのかしているんだけど、あれはラーメンの神だから、あの人の戯れ言を間に受けて仕事をやめたらダメです。
即死コースです。
ですからある程度の生命維持コストを賃労働で稼いで、時間も作り、余った時間で火遊びする。この準備をするのがいいんです。それに必要な時間が1日2時間以上、1週間に20時間以上だって言ってるんです。
これを用意できない人は、もう諦めた方がいい。
またきついこと言ってんだ。まあいいや。
事業の収支を計算する癖をつけろ
あともう1つ、ここから先の展開というのは、賃労働以外で売上の収入得るという話。
これはひとえに商品を持てという話になるんですけれども、この「商品を持つ」というのが1番難しいですよ。でもどうにかして何らかの小商いをトライアンドエラーでもいいからやって欲しいんです。
キャリアで蓄積されたノウハウがある人は、それをオンデマンドに提供する無形のサービスとかをやってもいいし、有形の物理的な商品を作ろうと考えつくんだったら、それでもいいんです。
どんなサービスを手がけてもいいです。
いいんですけれども、これだけはきっちりとやって欲しいのは、事業の収支をちゃんと計算する癖をつけて欲しいんです。コストと売上、そこから利益が出るという構図をしっかり理解するってことやって欲しいんです。
コスト採算度外視でプラスにならないその商品作って、トータルマイナスだけど売上があるというのは商売をやったことにならない、収入得たことにならないんです。
これ、本当は僕サービスに値段をつけて即自換金するモデルというのは発展性に乏しいので下作だという風に自分では思ってて、自分自身ではやらないんですよ。
売上を立てろって言ってんじゃないの、利益出せって言ってんの
でも、信用という手元なしに何かのビジネスをスタートアップするには、信用にお金をつけれないんだったら、もう商品を1個売っていくらみたいなサービスの即時換金モデルをやるしか残念ながらないんですよ。
サービスに値段をつけて、小売りの形で即自換金するモデルでプラスの収支を作るモデルから入って欲しいんです。
売上立てろって言ってんじゃないです、利益出せっつってんです。
収支バランスを意識するのが1番大事です。
仕入れの原価、加工のランニングコスト、投入する時間。最初は自分の時間だからただみたいなもんだけども、スケールさせていくんだったら、これは人件費とイコールになってバーターになってきますよ。
販売のインフラにかかるお金とか諸々の出費。これちゃんと計算して、突っ込んだコストと売上をさっぴいた時プラスが何ぼぐらい出るかちゃんと計算する。
売上消費税もありますよ。仕入れの形式によってはこれだけ利益が飛んじゃうわけだから。10%だから無視すんなよ、この消費税。
本当は個人事業としてやるなら、他の経費計上も全部やらないといけないし、法人を起こすんだったらその設立とあとは法人の維持のコストも入ってくる。
でも今はそこまで考えなくていいわ。とにかく単価とコストの関係だけはっきりと意識してきっちりと考えてやってください。それをしないと、趣味の模型作りをやってんのと同じになるんです。自分が楽しいだけで、銭を生まない道楽というのは、今はやってる場合じゃないんです。
1週間徹夜で作った模型を5000円で売るみたいな。これは5000円儲けたじゃなくてその1週間徹夜というので、何かの仕事をした方がお金になるわけだから、そういう無駄なことやるな。
これは商売とは言わないという話ですよ。
特に単価です。ほとんどの人が商品を作るのにかかったコストというのがあるじゃないですか。このコストに利益分を上乗せしたものを単価に設定するというロジックで考えるんです。
これは絶対ダメです。
これをあのかかったコストに利益を上乗せして定価にする、単価を決めるというやり方を許すと、何やるかって言うと、ゴミを1万円で作ってで利益30%欲しいっすて1万円のゴミを1万5000円で売ろうとして誰も買ってくれないとかほざき始めるんです。覚えあるでしょ?
だからまず単価から入る。
このサービスが形になった時に、自分なら1000円までなら出すだろうって考えたら、そのサービスは1000円で利益が出るようにコストの方を削ってかなきゃだめなんです。
商品の質を落としてでも、単価1000円で、これで利益を生む商品にコストバランスを落とし込むってことをやらなきゃいけない。
これができないと最初の商品がいつまでたっても出来上がらないんです。
事業の規模感をイメージして、皆一度絶望する
いいもの作って高く売ろうとか、そんな生意気なこと考えてる場合じゃない、1000円で売れそうなものを500円で作れるかどうかが勝負なんです。
ちなみに単価と利益率と予想のマーケットサイズというのがざっくりと設定できると、事業の規模感というのがイメージできるようになるんです。
そうするとまずみんなここで1回絶望するんですよ。
どういう意味かって言うと、自分が作れる商品、その商品を多分あの一般ユーザーがあの1個1000円で買ってくれるだろうとそれの減価が500円でろ処刑費て利益率がまあ20%だろう、そうすると1000円の売上に対して200円が利益だよて1ヶ月に何個入れる?100個入れる。
したら1ヶ月の利益が200円×100個で2万円。
プラスで2万円。
「2万円か。これじゃあ飯食っていけねえな」みたいな。
ここで1回みんな絶望するんです。確実に。よく月5万円目指そうとかっていい言うでしょ。バイトでチンロードして5万円稼ぐのって大した工夫いらないんです。
でも、0から商品作って利益を5万円出すのってとんでもなく難しいんです。
それを単発で1回だけ5万円の利益出せたっちゅうんじゃなくて、月平均5万だから年60万の利益をずっと出し続けるのってとんでもなく難しい。
例えばね利益率20%の商売だとしたら20%というのはかなり高いんです。
利益率20%って。年60万の利益出すためには売上ベースだと年300万売らなきゃだめでしょ。月60万の売上平均で月60万です。
ちなみに、会社を起こすなら最低どれくらいの年の利益がいりますかってよく聞かれるんだけど、僕の感覚では年利益が130万以上ないと、会社にまでするメリットはないように思います。
年間130万円の利益って、そう考えるととんでもなく大変でしょう。
利益率、例えばささっきから20%って数字使うけど利益率20%の商品があれば売上ベースでざっくり年700万売らなきゃいけないです。
それ以下だと正直な話法人を持つ意味が発生しません。だから商品デザインってめちゃくちゃ重要なんです。
商品デザインをする時に大事なのは、具体的にまず利益率なんです。売れるかどうかというのが決まったら、次は利益率です。
利益率が10%と90%では必要とする売上の絶対数が全然違う。
年130万の利益を出そうと思った時に利益率10%のサービスを抱えてると売上としては年間1300万売らなきゃ届かないんです。
でも90%の利益率のものだったら、150万売ればお釣りがくるんです。
在庫抱えないタイプの無型サービス、特にIT関係というのがスタートアップに強い理由はここにあるんですよ。
ギックリ腰から始めたビジネスで成功することもある
あのキャリア捨てろ、リスク取れ、とか言いながらあのいきなりさごっつい数字を出しちゃったけど、実は誰かの言う具体的数字というのはちょっと今はあまり気にしなくていいです。
いきなり出鼻くじいたような話だけど、まず何でもいいからやってみて、少なくてもいいから実際に売上を立ててみるのが大事です。その売上を立てる時に、どんなに少額でもいいからコストを計算した上でプラスになる商品というのを持って欲しいんです。
だからもう1個1000円のものを作るのに900円かかって、1個売れて100円しか儲かんないという商品でもいいです。
でも、諸経費というかコスト込みで1割儲けの出る商品を持つのってものすごい大事なことで、1回やってみりゃいいんです。
例えば1個1000円の犬用クッキーというのを試しにのき先で売ってみる、それでもいいです。
これ実話でさ、僕の知り合いのおばちゃんでさそれまで清掃やってたんだけど、ギックリ腰やっちゃって仕事できる時間が減っちゃって、なんとかして現金得ないとって言ってそれで
自分はあの犬好きだからって犬が1番喜んで食べてくれるお菓子を可愛いお菓子クッキー作って1袋で1000円で焼いて手入りして最初はそれこそ小遣いにもならないんです。数個しか売れないから。
でもじわじわ売れてくるとまとまった稼ぎになって、最終的にはそれだけで食えるようになったという人が知り合いにいるんです。多分2年かかってない。
まさにワンチャンあったわけですよ、ワンちゃん。
そういうもんなんですよ。
そういう人たちが口を揃えていうのは、実際始めるまではまさか自分がこんなことして食っていくようになるとは。
5年前は想像もできなかったって言うんですよ。みんなそうなんです。僕だってそうです。
「もう1度始める前の環境にもし戻ったとしたら、なんとかなる?」って聞くと、
必ず「なる。というかもっとうまくできる今なら」という風に必ず言うんです。
だから始めちゃって大丈夫なんです。
なんとかなる、というか死に物狂いでなんとかするようになるんですよ。
僕だってクソ野郎だから、人のビジネスのために賃労働をするのなんてバカバかしくて、極限までダラダラサボるけど、自分のビジネスのためなら休みなんていらないから、人間、自分のためにしか本気というのは出せないし、自分のためなら今まで出したことのない本気が出せるようになるもんなんです。
勤め人やってる時って、自分のためとか勝手に勘違いしてただけで、突き詰めると他人のビジネスのために働いてたんだということが分かるんです。だから大丈夫なんです。
賃労働をやっている人間というのは、自分のビジネスを持ったらそれこそもう今までやったことないような真面目さで活動をするようになるんです。
商売を始めてそこで初めて労働者ではなく純粋な自分というやつと出会うから。その自分というやつに出会うと嫌でも本気って出るんです。
ギックリ腰で始めるワンチャンクッキーでもこうなんだから、他に何かスキルのベースがある人なら、もっとスケールした商売が簡単にできると思います。
今日の話が誰かの参考になったかどうかは自信ないけれども、自分1人だけを食わせる程度の人生キャリア変更なんて1年かんないです。
家族持ってたって家族食わせるキャリア変更なんて5年もかんないです。
こういう話をすると、中年以降で家族を抱えるようになると自分の一存で今までの安定した生活しててリスクのあるチャレンジをするわけにいかないとかというのを言い訳にする人が増えるんです。
増えるんですけれども、それならば人生変えたいとか言ってないでその安定した生活とやらのために不安の不満のあるさ人生に甘んじればいいんじゃないですか。文句言うなよと。
あんたが好きで選んだ人生なんだから、文句言ってないでそこにいたらいいんじゃないですかという風にしか思わないです。
でもそういう人たちが、その人生がもう過労死レベルでやばい職場で、家族のためにとか言って体壊すなり病気になって死んだりした時に、やっぱり家族って路頭に迷うことになるんです。
そこで家族がそうなった時に、私たちの家族のためにこんなになるまで働いてくれたお父さんをこれからはみんなで一生養っていこうというような、そんな感じの温かい家庭ですか?本当に大丈夫ですか?
僕ひどいこと言うようだけども、家族のためにってね安定した仕事を手放せないって言いながらやりたくもない仕事でギリギリ生きてるおっさんが仕事できなくなった時って、かなりの確率で家族に捨てられてるように見えるんだよ経験的に。
かなりの確率って、具体的に言うとどんくらいかな。大体100%くらい。
そうです。家族のためにリスクを負えないって言ってるおじさん、もしもの時は家族で寝たきりのあなたを養ってくれそうです?
もしそうだったら何も言わない。
でももし違うなって思うんだったら自分が寝たきりになっても、自分と家族が生活できるような仕組みを作るためのリスクを家族にも今負ってもらって良いんじゃないですかねって僕は思いますよ。
入院中、ベッドの上から始めたビジネスで稼いだ
僕の個人的な話をすると、僕が6、7年前に死ぬレベルの病気になって今までの職業を続けられなくなる。
それを突きつけられたわけですよ。
その時にあの入院のベッドの上でさあの2つテーマ持ったんですよ。具体的には丸1ですわ意識があってベッドに出た切りで右手でマウスだけは動かせるというさそういった肉体的条件で家族を食わせることができるようになろうと。
これが1の「時間を捻出する」です。
右手だけマウスを触れる。意識はちゃんと鮮明である。その状態で家族を食わせられる。
自分で食えるという風になったら怖くないじゃないか。
あともう1つのパターンとしては僕は実際死んでしまう。死んでも家族が植えない程度の何らかの収入が少なくとも嫁の寿命分は続くというものを置いておくということですよこの2つですわ。
この入院中、24時間自分の時間なんです。仕事を1分もしなくていいから。
この入院中に1ヶ月でビジネス構築して最初の受注. このビジネスを始めた時の1番最初の受注単価は2万円です。
利益率は10%だったから、1個売って2000円の商売です。
そこからスタートしてます。僕だって。
そっからスタートして5年経つと、その事業だけで当時の僕の収入はそれだけでカバーできるサイズにまなりますわ5年も経てば。
そんなことになると、家族だって僕が生きてるだけで儲け物でさ、僕がベッドでゴロゴロしてても生活は1ミリも変わんないんですよもう。
そういう風になっちゃうと、僕が何してようが別に構わないってことがあるから、嫁ブロックとかそういう概念がなくなります。
ある日突然僕が職場から帰ってきて、「朝起きるのがきついから、10年勤めたけど職場今日やめてきた」とか言っても「ああそうなの。お疲れ様」ぐらいの反応になるわけです。
「明日からどうやって家族食っていけばいいの!!」みたいな感じ。
そういうこと間違っても言わないんです。
これ僕が特殊だとかそういう話ではなくて、このぐらいのエピソード持ちというのはその辺でゴロゴロしてるんです。
賃労働してるとそういう人に出会わないというだけで、平日の広間に温泉入ってるようなおっさんって大体みんなそんな経験持ってるんです。珍しくもない話ですこういうのって。
そういうおっさん同士が仲良くなって、じゃあ一丁手を組んで新しいことでもやろうかみたいな話を温泉上がりに昼飯でそば啜りながら立ち上がったりして、気がついたら新しい会社を起こしてた。とかいうそういうものなんです、世の中。
今日の話はいつといやラジオでさ50過ぎたらもう自分の人生変わんないんだから世の中の仕組みなんかを今更俺に聞かせないでくれという風に怒られたというこういう話だったんですけれども、その時に50からでも5年あれば人生変わるとかなんとかかっこいいことを言ってしまった。
それに対して、じゃあ具体的にどうすれば人生変わるんですかという答え合わせの回として録ってます。
案の精神論ばっかりで具体的にああしろこうしろという話はできなかったわけで、それは大変申し訳ないと思うんです。
でも大事なのは今までのキャリアを捨てる覚悟ができればなんとかなる、そういう風に本気で信じることだと思うんですよ。
そして小さくてもいいから、ペイするサービスをまず持つと、できればコストが小さく利益率が高いもの、在庫はなるべく持たないサービス、というテーマでやって、それをやるために、それを試す思考錯誤の時間というのをどうにか練出していく。これが大事です。
この時間が捻出できないようなハードな職場にいるんだったら、収入下げてでも時間の取れる転職したっていいですわ。
そのぐらいのリスクは取りなさい。
そのリスクを家族に容認させなさい。
結果として無一文になっても、納得できる生き方を選びますか?
あと最大のブロック要因である家族、これを説得するのは不可能です。
ですから結果で丸め込むしかないです。稼げるようになったら、旦那がどのような手段で稼ぐかなんかはどうでもいいと思ってるんです。
そういう風になるようになるんですって。
そもそも、あなたが病気で倒れるのも新規事業に失敗して無職になるのも家族にしたら同じですって。小商いでも何でも、銭を作る能力を見せれば家族は納得しますよ。家族に心配かけられないって言って動かないおっさんというのは、それを口実に逃げているだけですわ。
大体、あなたが「こんな先のない仕事はもう耐えられない」という風に言ったのに、家族が「そんなの知るか。食えるかどうかわかんない商売に手を出すのは私は許さん」と、精神的にも肉体的にも過労死レベルの賃労働を家族の生活の安定を維持するためだけに死ぬまで続けろというパートナーって、本当にいたとしたらどうかと思いますよ。
それはパートナーですか?
吸われてるだけなんじゃないですか?
ひょっとしてあなたが本当に病気になって無職になったら、さっさと離婚されるパターンなんじゃないんですか。
失礼ながら、そのパターンを僕は腐るほど見てきました。この20年ぐらいで。
不吉なこと言って申し訳ないんですけれども、仮にあなたが世の中にゴロゴロ転がってるそのパターン通りになったとしたら、その時あなたには何も残りません。
そうなった時に、同じ孤独な無一文だったとしても、納得できる生き方を選びたいものだなと、僕は思います。
また今日もひどい話になっちゃったけれど、50歳からでも人生って変わるという話を今日はしました。