第21話『「勤勉」という言葉』文字起こし

トラ

フランケンラジオ、きょうはこれ21回ですかね。これですね。出張先のホテルで、ちょっと疲れちゃったんで撮っている話なんですけれども、また、最近、ちょっと僕の精神状態があまりよろしくないのか、ちょっとダークな話題が多くなっております。

今日もですね、あの少し気が滅入るような話をちょっとしていきたいと思います。え、これ聞いてもね、俺の通勤時間、ハッピーにならねえだろうって思っちゃってる人ね、すいません、僕も最近、今ハッピーじゃないような気がするんで、あのね、ストレス発散みたいなつもりで、僕の抱えているフラストレーションをですね、マイクに向かって、これはマイク聞け!

マイクって、あの外人男性じゃないですよ。えーーマイクですね。マイクに向かって愚痴を言うというようになっています。ただですね、ちょっと愚痴ばっかり言っても、しょうがないんで、少し役に立つような話も悩ませていこうかな、という会にしていきたいと思います。

なんの前触れもなく始めちゃいましたけれども、これ、フランケンの通勤ラジオという名前でやってまして、通勤時間に僕がいろんなことをしゃべって、というようなラジオなんですけれども、なんでしょうかね。今、通勤あまりできていないんで、ホテルでやったりとかしています。

今日はですね、僕のあんまり好きじゃない言葉、ナンバー、ワンツー、スリーぐらいになってくる勤勉という言葉ですね。30分ぐらいの階段で、勤勉という単語を百回ぐらい聞いて、勤勉中毒みたいに急性中毒で血圧が下がってるみたいな感じなんですよ。

ちょっとした偉い人と話していて。勤勉のすばらしさみたいなのをすごい強調するんですよね。その人が、なんかちょっと違うなと思ってで、ようやくするとね、彼の抱えている従業員の人たちがすごい勤勉だねっていうのがいいことなんだって。

それが理想的だというふうにね。まあ、考えているんでしょうね。で、どうすればみんなが真面目に勤勉に働いてくれるかみたいな、そういう話に終始してたんですよ。僕は勤勉じゃないタイプなので、勤勉がいい、勤勉がいいと言われると、ざくざく刺さってくるんですけれども、いわゆる勤勉さってなんだろうっていう話ですよ。

で、僕ね、勤勉さの定義って、自分の中であまり決めたことなかったので、その辞書を引いて調べるとね。一生懸命、仕事や勉学に励むこととかやってね。すごいざっくり書いてるんですよ。あ、そうなのかね、そんなにね、この勤勉ってね、ニュートラルな意味合いの言葉として使われてるのかな。

と思いましたので、例えば、あの仕事でノルマがあって、これだけやりなさいよ。最低限っていうのがあったとしたら、例えば、そのノルマを果たしたらね、それ以上は働かなくても本来いいはずですよね。で、あの5時までにこれやれっていうような仕事を言われて、これをね、3時に終わらせて5時までね。

寝ている。でも、5時になったらあたったって帰る。これ、勤勉なのかな?っていうと、その時から5時まで寝てたら、あまり勤勉じゃないんじゃないかと思うんですよ。勤勉だと言われないと思うんですよね。じゃあ、残った2時間にノルマは達成してるんだけども、ほかの仕事を進んで行うっていうタイプの人、優等生ですよね。

で、その人と比べたら、どっち勤勉ですか?って、どっちか選びなさいって言われたら、多分ね、あの、いや、それはもうなりますよね。どっちか絶対選べって言われたら、じゃあね、すごい要領悪くて、仕事全然遅く、遅くてもギリギリで、定時まで休憩を入れずに頑張って頑張って、なんとか5時までにぎりぎり仕事終わるっていう人がいて、そこの3人に比べて、一番勤勉なのは誰だろうかっていう話なんですよ。

これ、誰か選べって言われても、ずっと選べないんですよね。例えば、最初の人がめっちゃ頑張って、3時に終わって2時間寝ているというタイプの人が、めっちゃ頑張って、ノルマの2倍の量を、人の2倍の量を昼の2時ぐらいに終わらせちゃうと、3時間はもう内食やってると内職といってもあって。

こうするんじゃ、英語の勉強とか、そういうと、それは会社から支給されているような教材だったりだけども、それは、実はね、もう転職するためのスキルアップをやってるみたいな転職スキルアップに3時間も使っちゃってるっていう人がいたとしたら、この人ね、2倍のものを達成してるんですよ。

で、最初の人1人分の仕事をやって、2時間で昼寝してる。これ、どっち勤勉なんですかね?仕事量の多い少ないですよ。勤勉という単語を当てはめるとしたら、どっち勤勉なのか、これは分からないんですよ。辞書に載ってる解釈だと、この違いっていうのは、定義から言及できないんですよ。

これはたぶん、勤勉という言葉の定義がちょっとおかしいんじゃないかと思うんですよね。僕は、あの試験なんですけれども、銃っていうね、労働力をリソースとして持ってる人が仕事をありがたく与えてくれている職場環境に対して、全部で銃をちゃんと使うって、マックスリソースを使い切って残さないっていう状態を勤勉であるっていうふうにされてるんじゃないかなって思うんですよ。

与えられる側、労働者を評価上から評価するというような意味合いを持ってんじゃねえかなって、ニュートラルな単語ではもうないんですよ。勤勉という言葉で、例えば、ボーナスってあるでしょう。ボーナスって、日本語では、勤勉手当って書くんですよ。

労働者が投入したリソースが、ノルマよりも多いというふうに評価された場合、上から評価された場合に、ご褒美として、こういう者から与えられるという。勤勉手当というもんだから、すごいよく働く社長をして、いや、うちの社長は勤勉だって平社員が言ったか?

という話になるじゃないですか。この正体はこれなんですよね。勤勉っていう言葉に、労働の美しさという概念を取り入れようという意識をどっかである。しかし、ちゃったのに、この違和感というのは、勤勉っていうのは、本来、ニュートラルっていう定義から始まって、だけど、実は上側が下を評価するっていう、そういった単語ですから、だもんだから、本来はあんまりきれいな単語じゃないんだけれども、ここに美意識を入れようとするから、おかしな印象が出るんです。

どういったらいいんですかね。例えば、さっきの4人ほどギリギリで、仕事時間5時に終わってって、ちょっぴりノルマ達成という人と、めっちゃ仕事してね、だらだらしてる人が、どっちが勤勉なのか、みたいな話をすると、すごい仕事いっぱいして、残った時間も、仕事もちゃんとやるみたいな。

ほかの仕事もいっぱいあるみたいな人が一番勤勉って言われたら、それはまあ、そうなんだろうと思うんですよ。すごい頑張って、もうちょっきりギリギリ持ってる銃を使い、果たして5時までかかったという人と、この仕事1人分だったら、もう昼の2時には終わって、残りはだらだらしてるっていう人、どっちが勤勉かっていうと、多分、だらだらした人って、仕事の量は一緒だけれども、だらだらしてる原点みたいなやつで、勤勉っていうふうにはならないと思うんですよ。

だから、成果が同じ場合には、頑張ったほうっていうのは、加点されないけれども、リソースで仕事をするリソースを残したほう、すなわち頑張らなかったっていうのは、減点される仕組みに多分なってるんですよ。きっと、これは仕事を2倍やっても、3倍あっても同じですか?

と。一生懸命やってないと、リソースを残してるっていうことで、やっぱね、減点されるんですよ。きっと。でもともとの勤勉さの定義で言えば、一生懸命、仕事や勉強に励むのは、もうやっちゃってるわけですよね。この3倍やる人ってですから、本当は勤勉なはずです。

だけれども、額面どおりにそれが評価されることって絶対なくて、2倍、3倍の成果を上げても昼からね。だらだらと職場のためにです。ですから、もうつまるところで、僕が今日ね、話してて話していうラジオでも、こうやって話しているんじゃなくて、勤勉さをね、勤勉の美しさを語る、偉い人と話してて感じた、この勤勉さという言葉のやらしさの正体ですけれども、ひと言で言うと、勤勉さを評価する内容は、成果の量とか、一定の仕事を終わらすためのスピードですらなくて、労働者が費やした時間そのものなんですよね。

で、この国の雇用体系においては、賃金というのは、労働の対価ではなくて、労働時間に対する対価として支払われているんです。ですからね、フルタイム使って、ギリギリノルマっていうのを満点っていうふうに設定しているんで、限定することがあっても、加点するというシステムがはなからないんですね。

ですから、もしあなたが社長、被雇用者、社長であった被雇用者の立場であるならば、ノルマは労働者ですよ。であれば、あなたがねん。ノルマ以上の働きをしましたよっていう時に、それに報いてくださいというインセンティブを要求するのって、難しいんですよ。

なぜならば、原点はあるけれども、加点がないというのが、この国の雇用体系の基本なんでですから、私、めっちゃ仕事してるから、僕のこめっちゃ仕事してる部分に対して、インセンティブくれっていうのは、その分で給料をくれとかっていう話には絶対にならないんですよ。

これ、原理的に給料を上げられないから。そうすると、インセンティブとして要求可能なのは、仕事に対する裁量自由度とか、あるいは自由に使える時間とか、お金以外のもの、そこの部分を要求していくしかないよって話になっているんですよね。

で、雇用者は、それについては、交渉に応じる可能性っていうのはありますね。要はね、そういうことなんですよね。美しい言葉じゃないんですよ。で、このねもしね、あの社長クラスの人たちが、このくっだらない事を聞いていたとして、勤勉っていうことについて、知らなきゃいけないことっていうのがあるとしたら、平均よりも能力の高い人いるじゃないですか。

これを平等に評価しても、全く意味がないっていうことも事実なんですよ。あの表に出して大丈夫な評価系なんていうのは、平均以下の人材の自由を制限するための方便にしか機能しないですよ。この評価系っていうのは、お前、このノルマを達成できないんだから、お前の自由なんて認めないよっていうね。

そのための方便にしかならないです。きっと。平均以上の仕事ができちゃう人間っていうのは、その何ていうんですね。その評価に対して、常に潜在的に不満を持っているんです。これをやっぱりね、使う側の人っていうのは、覚悟した方がいいと思います。

半分に及ぶそれらのこの食ったらね、仕事って思いながら、平均点以上を手を抜いてやってる仕事。している人たちっていうのを放置すると、いろんな組織を運用するシステムというのを勝手に変えて、属人的な運営を始めて見た目上は経営にプラスになるような行為というのをします。

そういうふうになるんですよ。そういうふうなビジネスの破壊っていうのを、その有能な人に起こされないように、どういうふうにね、そういった平均以上の人たちって。そして、企業に有益になるようなリソース配分を行ってくれるように調整するかっていうのが、それこそが経営者にだけ許された権利なんじゃないかなっていうか、そこをやってくんないと、会社ってね、仕事をする人はどんどんいなくなって、仕事をあんまりじゃない人っていうのが残るみたいな感じに新人体制が進むんじゃないかなというふうに思います。

だらだらと話してて、勤勉について、もう1個結論が出た。僕もに勤勉っていうね、上から目線っていうのをきれいごとで包んだような言葉っていうのは、これ、多分ですね、従順従うに順番ですよね。従順っていう言葉が、これが正体ですね、きっと。

だから、今まで言ってたねの勤勉勤勉っていうのはそのままに従順というので、よみがえってくれれば、すべての疑問というのが、すんなりと腑に落ちるような気がします。ですから、今日、僕をイライラさせたあの偉いさんというのは、何を言っていたかというと、従業員というのは、従順であるのは、俺にとって都合がいいんだっていうね。

そういう話を演劇化されたから、僕はイライラしてるということだと思うんですよ。これも愚痴でしたね。最近、愚痴が多いです。

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勤め人
アラフォーの勤め人。
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