「社会の掟」
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第129話『底辺先生のブログ記事「表では絶対に言えない人生の黄金法則〜」の紹介(後半)』

トラ
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今回は前回に引き続き、底辺理三先生のブログ記事を紹介するラジオ記事となります。

本当に文字通り”身もふたもない”法則ですが、意識せずナチュラルにこの法則を実践できる人は少ないだろう。というのが私の率直な感想です。

そもそもこの法則を使えるのは「のしあがる方法論と能力」を持っている人、とフランケンさんはラジオの中で言及していました。

私はどちらかというと”持っていない側”の人間だと自認しているので(持っていれば何かしら対外的に誇れる実績があるはず)、対象外だろうと思いつつラジオを聞き、もとのブログ記事を読みました。
まあ法則を知っておけば実践できるかも、と考えを改めました。

この女史が実際にやったように、これを意識せずナチュラルに実践できる人は相当野心が強く、目的のためになりふり構わず行動できる人だろうと思います。

フランケンラジオ内では底辺理三先生が法則を学んだ具体的な女史の実例については触れていませんし、モラル云々は人それぞれ解釈が異なってくると思うので、ここでも言及はしません。気になる方はぜひ元記事を読んでいただければと思います。

さて、今回のラジオ本編、フランケン通勤ラジオ第129話『底辺先生の「身もふたもない人生の成功法則」後半』の紹介です。

『表では絶対に言えない人生の黄金法則』についてのブログ記事

底辺理三先生のブログ記事の紹介を長々続けているというこの、誰の得になるのか全然わからないコンテンツ。

先生の「身もふたもない人生の成功法則」についてお話したわけですが、この法則はとてもよくできてる。

前回話したのは、最初の黄金法則について。

「なりふり構わず稼いで、そこからシフトしろ。」

レバレッジとしてのマネーの効用、そして罪悪感について贖罪という考え方で自分の中の折り合いをきっちりつける、こういう話でした。

今日は後半、第2法則についてです。

引用「人によっては反吐が出るほど汚いものですが事実ではあります。穢れたものをそのままにしておくと、後々支障をきたすためキレイにラッピングしておく必要があります。」

第2の法則「もっともらしいことを言って若者の芽を潰せ」

人にマネをされると正直都合が悪いわけですよ。
黄金法則その1を若者にマネされないようにあらかじめ潰しておくわけです

フランケン
フランケン

身もふたもないとは、まさにこのことでしょう?

これが1つの真実だってことはいいんですよ。そしてある種の人間たちはだいたいこんなものだって知ってる。

何がすごいって、結構お若いと思われる底辺先生が、いろいろやらかしてこの境地に落ち込む前にこの結論に達しているってところですよね。

コレは僕の誤解でしょうか?

この人、実はいいだけジイ様で、仮面若者でもやってるのかな?とか勘ぐっちゃいますよね。

ここで面白い僕なりの考察があるんですが、これって大体は杞憂で、実はやらなくても大丈夫なんですよね。この第2法則を実践する心情ってやつは、自分がやった成り上がり戦術が「再現可能な戦術」だと認識してるからですよ。誰でもできるから、放置するとみんながドンドンこのハシゴを上がってきて、自分のポジションは相対的に価値が下がっちゃう。そう思ってるからこのハシゴを落とそうとするんですよ。

その発想自体が本当は非凡ですよね。

このハシゴ、落とさなくても大丈夫なんです。

普通の根性では、このハシゴを登ることはできない。

いろんな形で成功した人は、もうこれでもかっていう程明確な形でハシゴが見えてて、簡単に登れる状態だって認識している。

だから、このハシゴを外そうとしたりもするし、逆に誰かを引き上げようとしたりもするんですよ。

いろんなセミナーとか、サロンって、多分そういうものでしょう?

「みんな、ハシゴがあるぞ、登り方は簡単だ」と言う。

でも、ほとんどの人はそのハシゴを登ってこない。登れないんですよ。

何かを教える人ってみんな言ってるでしょう?この通りにやると絶対いける。そう言ってるのに、なんでやらんかな、って。

多分そのメッセージを発している本人は、何か持ってる人。だから仮にバックグラウンドを失ったとしても、もう一回同じハシゴを登って同じ場所に帰ってこれちゃう。だからハシゴが見えてるし、見えてるから登れると思ってる。

それこそホリエモンがとっ捕まってから復活したみたいに。

でも、一緒に登ろうって誘っても、みんな登ってこない。

そういうもんですよ。

だから極端な話、放置しておいても変な人が間違って登ってくることはないんですよ。

そういう話をすると、「実際登ってる人がいるんだから、誰も登れないって話にはならないでしょ?」みたいなことを言います。

それはその通りなんです。

そういう、登れちゃう人はいますよ。いっぱいいます。でも、その人たちの足を止めるためににハシゴを下ろしておくかっていうと、やらない。

なぜかというと、そういう人はハシゴを隠しても、勝手に新しいハシゴをかけて登ってきちゃうからですよ。意味ないんです、ハシゴを降ろす程度じゃ。

じゃあ、ハシゴを登って上のレイヤーを飽和させたくないような時に何をするのか?

ハシゴは降ろさずそのままにして、ハシゴに罠をかけ始めます。

簡単に登れそうなハシゴのかかる先を何かの形で閉じちゃうか、鳴子をつけちゃう。そうすることで登って来ようとする人たちの動向がわかるようになるんですね。

その上で、排除する方向で考えるか、どうせ登られちゃうなら取り込んで行こうと考えるか、まあいろいろ考えるんですよ。

控えめに言って、卑劣です。

排除する方向で考えるなら、先に登ったという時間優位性を活かして、「エントリー」についてのレギュレーションを変えちゃう。新しい関所をハシゴの先に作っちゃうことで、ハシゴだけじゃ上の段に登れなくしちゃう。
かつての自分でも登れないハードルに変えてしまう。これは一般的によくやられる手だよね。僕も2、3こう言ったことをやった経験があるから苦い思い出。
こういう経験って、自分の中に後ろめたさの様にモヤモヤと残っているものなのよ。

今回、底辺先生のブログに打ち取られたのも、その辺を見透かされて文章化された事に衝撃を受けたから。

この人、ただもんじゃないよね。

「頭は高いところから下げてこそ、意味を持つ」

さて、ハシゴを登ってくる人を取り込んでいく話もしましょうかね。

なんらかの能力を持っている人っていうのは、ものすごく貴重だから、可能ならこちらが優位性を持っている状態で協調できないか考えるんですよ。それこそこっちから頭を下げてでも。

いい機会なんで1つ格言を残しておきましょうか。

「頭は高いところから下げてこそ、意味を持つ」

ひどい格言です。

荒巻課長の格言ですよ。公安9課。

誰でしょう?攻殻機動隊です。コレは本当に面白いから一度はテレビシリーズを見てください。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX – Wikipedia

もう20年くらい前の作品だけど、僕はこれを見て、これを作る天才っていうものがいるのかって、感動し過ぎて絶望したね。思えば「敵わない才能と戦わない」という言葉の意味を魂で理解したのはこれが初めてだった。それまで正直な話、僕の職場で見かける同業者たちは、歳が上なだけでみんなおバカさんに見えてた。嫌なガキだよ。でも、1人残らずバカに見えた。20年経って考えてみるとまあその通りだったなと思うから間違ってはいなかったんだけど、それは単純に僕がくだらない業界にいたっていうだけの話だよ。

その時に攻殻機動隊を見た僕の衝撃はデカかったよ。原作はさらに古い作品で、いわば古典です。この古典を、こういう形にしてしまえる才能が存在するっていうところに震えたよ。僕の業界にコイツがいたら、職種を問わず勝てない、って直感したのよ。

こういう人は、多分ハシゴなんかがあろうがなかろうが、関係ない。

頭を下げて仲間になってもらおうとか、向こうから願い下げ。

多分ロケットとかで月まで行っちゃう人ですよ。

そしてその人はロケットに鍵なんかかけなくていい。僕はロケットを見つけても多分飛ばせない。

仮に飛ばせたとして、月でその人は罠を張ってるだろう。

そういうことなのよ。

自分が持つレバーアーム長は30代前半までで決まる。

そろそろまとめましょう。

多分ね、自分たちが飛べる高さって、何かの形で大体決まってる。それを才能って言っちゃうとつまらないけど、やっぱり大体は決まってる気がする。

正しくは、自分、というユニットが持つレバーアーム長っていうのが決まってる。多分この長さは30代前半までで決まっちゃう。

あとはそれこそ、自分の持っている腕の長さに、どれだけ長いレバーアームを連結するか。どの様なハブに連結して、どこまで影響力が働く様にできるか。

その部分については自分が干渉できるところだよ。

底辺先生は、そのためにはまずマネーだよ、万能なレバレッジだよ、というスタンスから入っている。

第2法則についてはそれこそいろんな閉じ方がある。コレは自分が後ろに向かってどういう罠を張るかってこと以上に、自分に対してどんな罠が貼られているのかってことも考えたほうがいい。

ハシゴをかけて登った先には、先に登った人たちがそれぞれの思惑を持ってウロウロしてる。なんかこう、うまいロジックがひねり出せなくて申し訳ないんだけど、登った先で最初に出会った人物、これはそのステージからさらに登っていこうとする時のキーパーソンになることが多い。良い意味でも、悪い意味でも。

このポジションどりは大切。なにか次のステージに上った実感を得たら、そこで一番最初にあった人物に注目する癖をつけると良いですよ。

僕が言えるのはここまでかな。

この程度だから僕は理三には入れかったんですよ。

トラの感想

自分はハシゴを登れる人間か?それともハシゴが見えない、登ることを恐れている人間か?

再びトラです。
ここで底辺理三先生が紹介している身もふたもない黄金法則をおさらいしてみましょう。

表では絶対に言えない人生の黄金法則
  • 最初はなりふり構わず金を稼げ
  • もっともらしいことを言って若者の芽を潰せ

今回のラジオ本編の後半では、「もっともらしいことを言って若い芽を潰す」の部分をハシゴを外すことに例えて解説されていました。

元ブログ記事では、底辺理三先生が豊臣秀吉の行った「刀狩り」を例に上げ、若い芽を潰すと言う行為について解説されていましたが、やはりこういったわかりやすい例えができる人は賢いなあと思うわけです。

人道的な良し悪しは別にして、達成したい目標・目的があるのであれば、金を稼がないことには何もできない自分のままだと痛感した前回と今回の放送でした。

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