第154話『人生の意味を見つけるための、仕事選びルール』
こんにちは、トラです。
今回は、フランケンラジオ第154話「二つのルール 王子からのリクエスト」の紹介です。
フランケンさんTwitter(@BlackSheep8270)
- フランケンラジオ第154話の文字起こし
- はじめに。今日は仕事を選ぶためのルールについての話。
- 過去の上手くいった仕事の条件を守っている。
- ルールその1「2年以上かかるプロジェクトにコミットしない」
- ルールその2「6ヶ月以内に結果が出ないプロジェクトには、コミットしない」
- 長いスパンでやる仕事に意義があるのは理解できるが、自分がコミットするものではない。
- 2つのルール取り入れたのは自分が働きすぎないためのリミッターのはずだった
- 2つのルールが生んだ副作用①「プロジェクトが効率的に進む」
- 2つのルールが生んだ副作用②「断るべき仕事が断りやすい」
- 2つのルールが生んだ副作用③「ショートスパンで結果が出る仕事が集まる」
- ルールのきっかけは過労で倒れた経験
- 時間に制限がかかると、職場との関係性も変わった
- 高級デリヘルを呼んだおっさんの如く、最大限時間を有意義に使う
- criteria(判断基準)をきっちり決めてキャリアデザインしていると、周囲の認知も変わる
- やりたい仕事でさえ、自分の生きる目的ではないと気付く。
- 人生の意味に直結するような仕事以外を捨てたときに何が残るのかは分からない
- ルールやビジョンを持たない人が大半。
フランケンラジオ第154話の文字起こし
はじめに。今日は仕事を選ぶためのルールについての話。
フランケンラジオです。今日はですね、前回からの後半です。
題して「二つのルール」ですね。
仕事を選ぶためのルールについて、話を続けていきたいと思います。
というか前回、この二つのルールを王子に話せってリクエストされたっていうことから、なんとその話を全くしないっていう、そんなふざけたコンテンツだったんですよ。
今日こそ、その話をしていきましょう。
前回のポイントは、
- クソ溜めとしての信用を積み上げても別の価値に進化しない
- ビジョンの違いをズバッと言い放てば意外と仕事って簡単に断れますよ
- 若い時はレバレッジを効かせた営業をしなさい
- 自分に価値が貯まってきたら、仕事を選べるようになります
という話でした。
4番目の「仕事が選べるようになる」っていうステージに上がった時に、どうやって選んでいくのかっていうのが今日の本題です。
過去の上手くいった仕事の条件を守っている。
で、この僕の”二つのルール”っていうのが、以下のようなものです。
- ルールその1 「2年以上かかるプロジェクトにコミットしない」
- ルールその2 「6ヶ月以内にプログレス(結果)が出ないプロジェクトには、コミットしない」
この2つです。
最初は大した理由はなかったんです。
過去にうまくいった、あるいは悪くない仕事だったなと思うようなものを並べると、だいたい条件としてこういう顔つきをしていたっていうだけの話ではあるんです。
ただ、そういう仕事を選ぶとうまくいくっていうのが僕の中に入ってきたので、それを頑なに守っているということです。
2年以上かかるプロジェクトはやらない。
6ヶ月でプログレス、結果が出ないようなプロジェクトはやらない。この2つです。
ルールその1「2年以上かかるプロジェクトにコミットしない」
それでは最初のルール、2年縛りについてですけれど、これ皆さんにお勧めするよりは僕の持病に関わる話です。
僕は今、見かけ上元気ですけど、いつポックリ逝くかも本当にわかんねぇなって思いながら人生やっています。
ですからあんまり長い目的を立てたって、実現できるかどうかなんて分かりません。10年15年かけて何かやるみたいなのに、正直加担するつもりに全くなりません、どんなに大事なことであっても。
2年以内にいきなり死ぬっていうこともまあまあないのかなとか思います。
2年程度のスパンのプロジェクトだったら、俺が突然いなくなってもそこまで致命的な穴を空けないだろうな。
そのぐらいの気持ちで、その2年縛りっていうのを持っているんですよね。
正直終わらないプロジェクトっていうのに、ダラダラと時間使いたくないっていうのはでかいです。
ルールその2「6ヶ月以内に結果が出ないプロジェクトには、コミットしない」
もう一つの、「半年以内に結果が出る」っていうのは、これすごく現実的な数字で、これは皆さん参考にしていただいてもいいのかなと思うんですよ。
新しく立ち上がる事業計画って、大体正月明けから年度末、3月までに構想が固まってきます。というか、それまでになんとか構想を考えなきゃって話になるんですよ。
1月2月ですね、そこで予算繰りが大体全部決まっちゃうでしょう。
そして今の日本だったら、4月に新年度の予算金使えるようになって、実運用がスタートしますよね。で、次の年度に突入するためには予算を確保しなきゃいけないんですよ。次っていうのは4月に始まるその更に次の予算ですよ。
大体そのディションってどこでやるかっていうと、株主総会だったりとか役員会だったり。こういうのが年末、なぜか年度末ではなく年末12月までにやることが多いんですよ。そんな気がします、僕の周りだけですかねこれ。
まあでもこれがずれたとしても、大体のスケジュールって変わらないですよ、ズレただけで。次の予算取りだとか、事業計画出すタイミングが12月だったら、4月に始まったプロジェクトっていうのは、半年後の10月には何らかの結果が出ていないと格好がつかないんですよ。
このタイミングで何のアピールもできないようだったら、次年度の予算なんてどうなるか分からないですね。そしてそうなると、このプロジェクトにコミットした事実そのものが無駄になっちゃいます。
長いスパンでやる仕事に意義があるのは理解できるが、自分がコミットするものではない。
もちろんじっくりと時間かけて、5年10年というスパンを見ながらやるべき仕事もあるというのは知っています。
「パッと始まって、パッと結果の出る仕事なんてたいしたことねえよ、そんな仕事小さい仕事じゃん」という意見は理解できます。
じっくりやる仕事に意義っていうのは有りますよ、間違いなく。
ただ僕は、そういう仕事は僕がコミットする仕事じゃないよって決めただけの話なんです。
2つのルール取り入れたのは自分が働きすぎないためのリミッターのはずだった
2年以内に終わらないやつには手を貸さない。
半年で何らかの結果がでないやつは最初から触らない。
この2つのルールっていうのは、最初は自分が働きすぎないようにするためのリミッターのつもりで取り入れたんですよ。僕がぶっ倒れてからね。
都合のいい条件っていうか、もう無茶苦茶じゃないですか。2年以内に終わるし半年で結果出るなんて。
こんな条件の仕事なんて、ほとんど無いんじゃないかなと思っていました。
ダイエットと同じ理屈です。カレー・ラーメン・揚げ物は食べないくらいのね、そんな気持ちで。
要は来た仕事はもう全部断るくらいのつもりで始めた条件づけだったんですよ。
2つのルールが生んだ副作用①「プロジェクトが効率的に進む」
ただこれを実際に当てはめて、仕事をやっていくうちに、このルールっていうのは思わぬ副作用を生むっていう事に、ちょっとずつ気づいてきたんですよ。
まずプロジェクトの進め方が爆発的に効率的になりました。
なんせ躓きそうなものは始めからやらないっていうのがルールに入ってしまっている。
やるものっていうのは、レベルが低かろうが、ショートスパンで終わろうが、とりあえずは進むんですよね。
しかも2年以内に結果出るっていうのをルールにしていると、それに引っ張られて、参加する人間も仕事を加速するんですよ。そうなると使える時間はむしろ増えました。
終わりを決めずにダラダラやる仕事っていうのは、しばしば目標すら不明瞭になっていることがあります。たちの悪いことにこの類の仕事に何かの利権みたいのが絡むと続けることだけが目的みたいな。そんなプロジェクトって世の中に山ほどあるんですよ。
そういうやつほど利権がでかいから、みんなが必死に繋ぎ止めようとして、利鞘も予算もでかい。だから外から見るとすごく立派だよね。
意義のあることをやっているように見えるけど開けてみるとくだらない、みたいなことも山ほどあるんですよ。そういったものに付き合っちゃ絶対にダメです。
2つのルールが生んだ副作用②「断るべき仕事が断りやすい」
もう一つは断るべき仕事が断りやすくなったんです。これは前回のコンテンツでも出た「にっこり笑ってビジョンに合わないって言う」話ですよね。criteria (クライテリア、判断基準)に合わないから断ると決めたんですよ。
ですから、オファーをかけてくれた人たちの活動で否定しているわけではないです。
「あなた達のオファーがくだらないから断る」って言ったら、角が立つでしょう。
だけども、「いやいやいや、でもビジョンに合わない。長期間コミットできない。あなたに迷惑かけられないから、それはお受け出来ません」っていうことであれば、その人達はそれ以上何も言えないじゃないですか。
僕ね、このルールっていうのは開示してあります。
関わるほとんどの社会人に、僕2年以上の仕事やんないようにしてるんだよねって話しています。開示してあればあるだけ良いんですよ。断られた人にね、「俺の仕事だから断ったんじゃねえか」みたいな不公平感みたいのを与えない。
2つのルールが生んだ副作用③「ショートスパンで結果が出る仕事が集まる」
こういう効果がまずありますよね、そしてこのルールが周囲に浸透すると「ダラダラした仕事ってアイツ受けねーぞ」みたいな話になった。皆がすごいショートスパンで結果が出せるやつ、こういうテコ入れ案件とかにアイツを借りだしたらいいんだみたいな形で、最初からショートスパンで結果が出るようなプロジェクトばかり持ってくるようになるんですよ。これは副作用でしたよね。
ルールのきっかけは過労で倒れた経験
このルールを厳格に自分の中に定めたのが3年前で、それが過労で倒れて死にかけた直後なんですよ。病院のベッドで寝ながら色々考えた。
体がもし元気になったところで、同じ事やったらまた同じペースで倒れるな
当時倒れたのが12月ぐらいで、その時のカレンダーを見てみたんですけども、12月の頭までで年間23回位出張したところで倒れたんですよ。
月2回程度ですね、23回なんて。月2回程度の出張で僕はヒーヒー言っていたということです。なんと貧弱かと思いますよね。
当時僕が抱えていたプロジェクトっていうのは、どれもこれも無意味にエフォートを吸い取られるようなものばっかりだったんですよ。意味はないけど手間だけかかる、みたいな。
僕の今のクライテリアに当てはめたら、多分7割8割はお断りだろうって案件ばっかりで、僕の予定は埋まっていたんですよね。
「これを受けていたら、そりゃ倒れて当然ですよね」と今だったら思うことができるようになったんですよ。
さてそんなこんなで、今言った二つのルールを厳格に当てはめた3年間で、年間に23回でぶっ倒れた出張の数っていうのがどんだけになったか。
数でいうと3倍に増えましたよね。飛行機に年間100回から150回ぐらい乗るようになったんですよ。
スケジュールだけ見ると、かえって忙しくなってるように見えるんです。だってカレンダー真っ黒だから。
でも内容が以前と全然違います。5〜6年前と今ねやってる外の仕事っていうのは、全部エフォートバランスが考慮された仕事の内容になっていて、ゆとりを持って並んでいます。どれもこれも、大事だけど大変じゃない。
正直な話、単純に物量の話をすれば、出張そのものが倍になっても僕はさして忙しいと思うことはないと思います。そのぐらいまでには仕事をコントロールできるようになっています。クソ仕事だなぁと思うようなものは、ほぼ一つも無いんですよ、全部断っちゃうから。
今の僕を取り巻く仕事っていうのは、ほとんど全て代替不能な仕事、僕がやんないと効率が極めて悪くなっちゃうような仕事。すなわち僕の特性に特化されたものばっかりで占められているんですよ。
そしてそのほとんどは、コミットしている瞬間だけ、行った先だけで価値を投下すれば良いデザインの仕事になっています。だから過度に下準備をするような、エフォートバランスが狂ったような仕事っていうのは全部やってないないんですよ。
(例)1時間ね何かねあの仕事するために一週間準備する
1時間の仕事だったら、交通の時間を加えれば、投下した1時間だけで話が全部終わるというような、そういう仕事の組み方にしています。ですから下準備なんかを自分で行わずに回るようなチームビルドというのは実現できるようになっているから、これだけの仕事量が出来るのかなと今は思います。外でやる仕事だけじゃなく、ホームグラウンドの仕事のやり方も、10年前ぐらいと大分変わりました。ここは割り切り大事ですわ。
時間に制限がかかると、職場との関係性も変わった
10年近くかかったけど、今のホームグラウンドの職場との関係っていうのは、おそらく一般的な雇用者被雇用者の関係とは大分異質なものになり変わっているような気がします。
仕事って「雇っていただいてるから、ありがたくお給料のために仕事させていただく」みたいなスタンスから始まるじゃないですか。
これをやっている限りは、多分何も変わらないですよ。
僕の場合は、職場に供給する時間ってあるじゃないですか、これだけの時間は職場にいますよっていう。その時間の中からどうやってリザルトを職場が僕から引き出すのか、回収するのかっていう、そういうゲーム関係に大分前から変わっちゃっているんですよ。
だから僕はサボっても意味がないですよね。
出し惜しみはしないですよ、でも投下する時間の上限は厳格に決まっているので、そこから企業利益をどこからどこまで吸い出すことできるかっていうのは、僕の課題じゃなく契約相手の課題に明確化されちゃっているんですよ。
ですから今の職場って、僕にあんまり変な仕事を要求しないんですよね。僕がやってもやんなくてもいいような仕事っていうのに多くの時間を使うと、職場に落とす時間はどんどん無くなっていくから。
それって不経済だな、職場にとっても企業にとっても全然おいしいことがないっていうふうに思うようになったみたいなんですよね。
高級デリヘルを呼んだおっさんの如く、最大限時間を有意義に使う
下世話な言い方すれば、高い金で呼んだデリヘルで、それを部屋に入れて時間いっぱいどうでもいい天気の話とか世間話をするおっさんはいないでしょう。
おっさんって多分、せっかく呼んだデリヘルとどうにかしようと思ってギラギラしてあのデリヘルが帰っちゃうまで時間を有意義に使うと思うんです。
きっとそれと一緒ですわ。僕ね、高級デリヘルです。
最大2年っていう風にコミットメントを提示してるわけだから、どういう事業計画を立てるか、あるいは来年からゼロベースで2年のコミットメントを僕から引き出すことができるか。そういう風な形で、いつまで僕が関わることができるだろうっていう、雇用契約に対する緊張感がお互いに生まれましたよね。
だから就職したからずっとそこにいるみたいな常識はすでにないんですよ。
職場もすでに、被雇用者を好きにできるという幻想からもう完全に目覚めているんですよね。
そういう職場ってあるんですよ、世の中に。
win-win なんてものは本当は存在しません。貰ったからあげるなんて価値観なんて馬鹿げている。あるとすれば、「We are winners」なんてね、自分たちが求めるものは各々で勝手に手に入れなければならないわけですよ。
その時にお互いに欲しいものを持っていればなお良いっていう話ですよ。条件付けでwin-win を考えてもしょうがないってことですよね。
criteria(判断基準)をきっちり決めてキャリアデザインしていると、周囲の認知も変わる
ここまで話してみて、これは我ながらちょっとおかしいキャリアデザインだなとは思うんですよ。全く知らない人がこの話を聞いたら、正直に何を言っているのか全然分からないと思うんですよ。
ただね、僕自身も3年ぐらい前にこういう生き方で生きてくことが可能かどうか想像したこともなかった。でも今僕をリアルで知っている人達、特に僕に仕事で持ってきてくれる人達っていうのは、おそらく「あなたはそういう生き物でしょう」って今の僕を捉えていると思います。
そういう風に人って認知が変わっていくわけです、それは大変に面白いことですわ。それはそうとして、仕事を選ぶcriteria(判断基準) っていうのをきっちり決めると逆に仕事は増えていくよって話しましたよね。
このキャリアデザインを今のままで放置すると、おそらく僕はまたしても多忙になっているかもしれないなーっていう、漠然とした不安を持ってはいるんですよ。
かつてぶっ倒れる前の僕は、やりたくない仕事の奴隷ってやつだったんですよ。
奴隷のようにやりたくもないと思っている仕事を延々やっていた、それで倒れた。
死ぬほど忙しく、やりたくもない仕事を義務感だけでやる。
これが社会人の責任だ、みたいなことを言ってこなしてくような人生を送っていたんですよ。
やりたい仕事でさえ、自分の生きる目的ではないと気付く。
それに対して今の僕って、いわゆる「やりたいって自分が思ったやりがいがある仕事」だけをチョイスしてやっているって言っちゃってもいいとは思うんですよ。かつての僕は、これが幸せな生き方だろうっていう風に想像していたんですよ。
でも実際にそういう環境に身を置いてみると、この「やりたい仕事」すら、自分の生きる目的そのものではないっていうことにあっという間に気付くんですよ。
やりたいことっていうのを大量にやったところで、楽しいだけで、人生は本当の意味で豊かにならないんですよ。
このまま、世の中に溢れかえっている色々な「やりたい仕事」をどんどん増やしていったら、僕の人生はかつての”やりたくもない仕事の奴隷“から、”やりたい仕事の奴隷“に変わるだけだってことが、今の僕ははっきり分かるんですよ。
そんなもののためには、やっぱり死ねないなっていう風に思いますよ。
人生っていうのはやっぱり選択でしょうねって思うんです。
“やりたい仕事”、“やりがいのある仕事”。
この山の中から人生の意味っていうやつを抽出して、そのために必要なものだけを選びそれ以外を全てゴミ箱にぶち込む、これが人生、ザッツライフですよね。
これが意味のある人生ってやつを生むんだと思うんですよ。
根拠はないけれども、僕はそれができる気がします。
これね、できる気しかしませんと言っておきましょうか。
人生の意味に直結するような仕事以外を捨てたときに何が残るのかは分からない
僕の感覚では、その「一つを残して全部をゴミ箱にぶち込む」っていう、そういうドラスティックな風にポートフォリオを変更するようなタイミングっていうのは、そうそう遠くはない予感がしてるんです。
こういう話をするとですね、僕を知っている人達は「また始まった。お前なにやるつもりだ」と思うでしょう。けれど、多分そんな感じになると思いますよ。
その時に僕が最後まで手放せないプロフェッションは何になるだろうっていうのは、ちょっと興味あるんですよ。ひょっとすると、今の僕のポートフォリオってやつに全く含まれない新しいスキルだったりするかもしれなくて、そうだと面白いなーなんて思っているわけですわ。
ちょっととりとめのない話しになったので、まとめます。
『仕事を選ぶことで、逆にいい仕事が増えてく』っていうことを忘れないでいて欲しい
いい仕事だけに囲まれて過ごすようになって、結局そのいい仕事を馬鹿みたいにやると、そのいい仕事の奴隷になる。
だから、その中から本当の人生の意味に直結するような仕事を残して、それ以外を全部ゴミ箱に打ち込む。
そういう選択をどこでやるかっていうのが、良い人生ってやつを作る。
そんな風に、僕は今考えていますよ。
という偉そうなことを言って今日は終わります。
ルールやビジョンを持たない人が大半。
再びトラです。
やりたくない仕事の奴隷を脱却すること。
そのために仕事選びに厳格なルールを定めて、ルールに合わない仕事はきっぱりと断る。
これを実践している勤め人(サラリーマン)って、そう多くないと思うんです。
皆、自分は誰かに雇われた立場で会社から指示を受けた仕事は断れない。
キャパオーバーであれば断るのかもしれませんが、「ビジョンに合わないからできない」と言って仕事を断る人を僕は見たことが有りません。
これは立場の問題だけでなく、そもそも皆ビジョンやルールを持っていない。
自分の仕事選びの基準・ルールを持ち、それを守ること。
実績や実力が伴わなければできないから、自分にプレッシャーをかけるというためにもルールを作ることは取り入れてもいいと思いました。
ただ、実行が伴わなければただの絵に描いた餅なので、そこは要注意。