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第134話『お小遣い制の壁を超える、夫婦円満な家計のススメ』

フランケンラジオ134話記事アイキャッチ画像
トラ
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こんにちは、トラです。

今回は、フランケンラジオ第134話「人生の墓場?」の文字起こし紹介記事です。

結婚の話です。まさにもうすぐ結婚という方、またはお小遣い制で日々苦しんでいる方が聞くと良いと思う内容です。あとは格言好きな人も、勉強になるかも。

それでは本編に入ります。

知人からの結婚報告

今日はとある知人が結婚されたという報告を受けまして、それでまあコンテンツを作ろうというわけなんですよ。もうほんとお悔やみ申し上げます。

いや、お祝いでした。

お祝いです、結婚の話はめでたいですね。

その証拠に、「格言 結婚」とかでググって調べてみましょう。結構いっぱい出てきます。

僕は格言マニアなので、いっぱい格言がコピーされたファイルを持っています。
結婚についてあれこれ色々ありますよね、今日はちょっと結婚の話なんかをします。

結婚の格言

結婚格言ですけれども、まずはバイロンです。

ずいぶん敵を持ったけど、妻よ、お前のようなやつは初めてだ。
I have had many foes, but none like thee.

バイロンかっこいいですね。

次はショーペンハウエルの結婚格言。

結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。
In our monogamous part of the world, to marry means to halve one’s rights and double one’s duties.

あと、キルケゴールのこれも凄いです。

結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。

キルケゴールって結婚について大分エピソードのある人で、「キルケゴール 結婚」とかで調べるとに面白いこといっぱい書いてます。

もうこれ哲学者でもなんでもなく、全部その辺のおっさんが赤ちょうちんでくだ巻いてるようにしか見えません。

結婚てね、色々あるんですよ。

基本的に結婚はおめでたいことなんです。おめでたいことなんですけれども、いつまでもハッピーっていうわけにもいかないのが結婚生活です。

お小遣い制の上を行け

僕はラジオに限らず、ちょっと変なことばっかり普段から言ってるので、結婚についての話を求められることっていうのもちょいちょいあります。

これが面白いことに、どちらかというと旦那さん側っていうよりは奥さん側から結婚生活のコツみたいな話を求められることがあります。なんでかなと思ってよくよく話を聞いてみると、どうやら旦那っていうのは自由にすると何か悪いことするんじゃないかっていう不安をお持ちなようです、奥さんっていうのは。

でも結婚早々、早々というか結婚式の2次会とかでそんな事を心配するというのは、やっぱ女性ならではだよねと思いますが、これは女性の方が perspective(見通し)が遠くまであるということなのかもしれません。そして奥さん連中と話し始めると、女の子が輪になって話を聞きたがります。

僕にあえてわけが分からないコツみたいなものを求める理由っていうのは、僕がどうやら他人から「亭主元気で留守が良い」みたいな感じのくせに、何か悪いことしてないという風に見られてるから。そうらしいです、僕は悪いことしないっていう人畜無害なねキャラクターらしいです。

これ勘違いしないでもらいたいんですが、僕モテないだけなんです。

さてそれでそんな時に僕が奥さん達に送るアドバイスというのはね、この1つです。

「現金を旦那に持たせない」

それに尽きます。これは悪いことしそうな旦那には効果てきめんです、現金渡しちゃダメなんです。
これは小遣い制にしろとかそういう意味じゃなくて、「現金」という自由になる金を持たせないんです。

だからクレジットカードとかは持たせちゃっていいし、「このクレジットカードをある程度好きに使えよ」っていう風に言ってあげなさいって言います。締めるとダメなんです。

クレジットカードで悪いことはできない

これはキャッシュカードじゃダメです。現金を引き出せるものはダメなんです。

お金は旦那に好きに使わせてしたいんですよむしろ使える金っていうのを絞っちゃうと、長年経つとね旦那不満を募らせるんですよ。だからカードを渡して、「買い物はこのカードで好きにしなさいね」とする。

使途不明会計っていうのを許しちゃうリスクと、出費(カードを与えて買い物の裁量権を持たせる)のトレードオフなんです。使途不明金は許さないし出費も許さない、全く許さないという風にどっちも絞ったら、大体大変なことになります。もって3年です、こんな結婚生活。

そういう話をすると、奥さん連中は言います。

「でもでもでも、カード持たせたら無駄遣いするじゃないですか。」みたいな。

これね、カードぐらい管理できない旦那だったらどのみちろくなもんじゃないですよ。

その場合心配するなら多分そこじゃありません。男の無駄遣いというのは、カードで使えるようなものって大したことないです。むしろ何か悪いことしようと思ったら、大体現ナマ(現金)が必要になるもんなんです、この世の中。

例えばお姉ちゃん達と一緒に遅くまでいて、なんか悪いことしようと思っても、財布に現金が全く入ってない、小銭しかなくてあとカードだけ入ってるとしたら面倒くさいからもういいやってなります。

こう言うと、いかがわしい店とかそれこそラブホテルだって”飲食代”とかで領収書きってくれるところあるって聞くし、みたいなこと言います。お前どっかで聞いてきた?とと思うんですけど。

領収書の話だと、それこそ現金で払って領収書”飲食代”とかできるっていう悪いお店はそりゃありますけれど、カードの強さっていうのはクレジット明細を偽装できない点です。

月末の明細で、同じ店はね同じ店だってねもろ分かりするので、偽装しようがなくて明瞭会計になりますよ、クレジットっていうのはね。

あと、お前はどういう若者時代送ってきたんだよと思うんだけど、

「でもでもでも、飲み会の幹事をやってね割り勘でお金集めてカードで払ったりすれば現金が手に入ると思うんです。」みたいな。

お前なあ、ちょっとどんなんだって思うんですけども。

そんなこと何回もやってたら、めちゃくちゃ怪しいし、そんなのすぐばれますよ。

カードで10万20万みたいな支払いがぼんぼん出るって意味だから。そんなことやったら。

そこまで言うと、「なるほど。そんなもんかね。」と奥さんもちょっと騙されるんです。

「いやいや分かるよ、旦那さんほらイケメンだし、心配だよね。奥さんだって疑うわけじゃないけど、心配は心配ですよって意味ですよね。かといってお金渡さないのもなんか締め付けてるみたいで悪いし、っていう風に思ってるんだよね。」って言うと、「そうなんですよ。信じてないわけじゃないんです。」って言うんですよね。

「そうだよね。昔からイスラムでも言うんだけど、『アラーを信じろ。でもその前にらくだをつなげ』っていうことわざが〜」みたいなこと言うと、あーそれ長くなります?と勝手に女ってそういうところ突っ込んできます。

カードだけ持たして必要な部分は使っていいよ、でも無駄遣いはしないでね。って言っときゃいいんだよって僕は言います。

やましくない金っていうのは、大体それでいけます。困ることはありません、ほとんど。

実際僕は結婚してから20年現金もらったことない話をすると、奥さん達びっくりします。

これは本当ですかってみんな聞くんですよ。

これは男もよく聞きますね、でこれ本当にすごくないですか?

カードは使います。カードで航空券とかポンと買って、よく怒られるけれども、現金っていうのはもらってません。必要な時だけ工面して無理やり用意して持っていきます。そういう話をいつも奥さん連中にします。

男は確定申告を自分でやれ。

嘘は言ってません、嘘言ってないんですよ、この現金旦那に持たせるなって作戦。

現金さえ渡さなければ、カードだけ渡しとけば悪いことできないんだからっていう話はこれ嘘は言ってません、ただ正しくはないっていうだけで。奥さん連中はこの辺りでね気持ちよくなっちゃいます。「じゃあね」って言って。

ここから先はあえて奥さん連中には言わないんですけど、この作戦をきちんと閉じたければもう一つやらなきゃいけないことがあります。例えば僕が奥さんで、旦那をしっかりと首絞めてやろうと思ったら、奥さんの立場としてはもう一つやらなきゃいけないことあります。

これなんでしょうかね?

確定申告を奥さんがきっちりやるんです。

確定申告が必要ない状態だったら、ここまでで大体旦那は詰んでます。
放っておいてもそんなに悪い事できません、いいところ支給された交通費をちょろまかす程度しかできないです。

確定申告をちゃんとやらなきゃいけないような複数の所得があるタイプの家計っていうのは、この確定申告をちゃんとね奥さんが握っておかないと、なんぼ現金を締めたところで意味がありません。
家計で自由になるお金の総額がわかんないと、締めるもクソもない。

だから僕は「難しい書類だからこれは僕がやっておくよ。」くらいの事を言って、確定申告は自分でやりましょうっていう話を旦那にします。
確定申告てくそ面倒くさいと思うんだけど、書類さえ揃っていれば、慣れたら30分ぐらいで終わる作業なんです。

今日言った話(旦那に現金を持たせるな)をしちゃった奥さん連中の旦那衆には、確定申告はお前自分でやれよっていう話をするんです。
例えば今回結婚される僕の知り合いの奥さんが旦那をハンドリングするノウハウ教えてくれよって言ったら、僕はさっきの現金持たせるなって話をします。けど、この旦那には確定申告を自分でやれと話します。

家庭内マネーロンダリンク

これ(確定申告)とセットで、家庭内マネーロンダリング、ちょっと汚い単語が出てきましたが、家庭内マネーロンダリングの話をセットでプレゼントします。
マネーのロンダリングというと汚い単語に聞こえるんですけど、税法上全く合法的なロンダリング手法が家庭内であるんですよ。

所得として税金を払って、真水になっちゃった後のマネーなんてどう処理するかっていうのはその自分家の家計の問題なんだから、奥さんとの攻防で自分にプールするのは税制上勝手にやってろって話です。

このロンダリング手法はあえてここでは言いません、僕を捕まえてどっかで聞いてください。
頭を使いましょう。色々ありますね、特に医療クラスタの人たちとか研究クラスタのの人達。そういう男どもは人並みの稼ぎがあれば小遣いなんてみみっちいこと言ってないで、自分で現金をプールしましょう。

この話をしろってリクエストがあれば、これはちょっとオープンでやるのあれだから有料コンテンツでやるかもしれません。

やっぱりやらないかな。僕を捕まえてどっかで聞いてください。

そんなこんなで、僕は結婚後20年近くにお小遣いとしての現金をほぼ全くもらってないというのは本当なです。代わりに悪いことをしないっていうのも本当なんですけど、モテないんですよ、僕は。

「終電なくなっちゃったね」ってお姉ちゃんとご飯食べた時に言われたとして、「じゃあ始発まで空いててカードで払える居酒屋に行く?」と答えちゃうぐらいにはでくの坊なんです。
ですから僕はもうほんと悪いことができない。

終わりよければすべてよし。締めは素敵な結婚格言で。

このコンテンツ、結婚祝いのつもりで録り始めたんだけども、全くこれお祝いになってないですよね。

じゃあ最後に僕の大好きな素敵な格言で締めましょう。

終わりよければすべてよしっていうし。結婚の終わりってなんだかちょっとよくわかんないけど。

僕の好きな格言はこういうものです。

これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。

って言う一文です。 *詠み人知らず  ですね。
*記事の最後に補足があります。

これ僕の夢なんです。嫁には言ったことないですけれど、一度僕が勝手に死にかけて、嫁を一人にしかけたのでね、まあちょっと償いをしたいなと。まあそんなことを思ってるわけでございます。

これを聞いてる人っていうか、僕に結婚の報告をくれた人、ご結婚おめでとうございます。

財布は握らせてもいいから、お金の主導権はお前が握れ。

そういうことで祝いのメッセージに変えさせていただきたいと思います、ありがとうございました。

トラの感想

本編の補足と。お小遣い制に未来は無いと思う。

再びトラです。

まず1点補足です。最後の格言「これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。」をラジオ本編では”詠み人知らず”と紹介されていますが、ググってみたところ、ハリウッド女優グレタ・ガルボの言葉だそうです。

今回の内容は結婚生活に主眼をおいたものでした。僕自身は独身なので、正直お小遣い制による被害は受けていません。周囲の既婚者の話を聞く限り、自分が結婚したときは絶対に財布を渡さないという固い決意を持っています。

そんな中で今回のラジオを聴きましたが、本編で紹介されていた「現金は持たせるな。クレジットカードを持たせろ。」の手法が今お小遣い制に苦しんでいる人全てに届いてほしいなと思いました。あとは確定申告の部分も参考になるでしょう。

「家庭内マネーロンダリング」が非常に気になったのですが、僕の場合フランケンさんに「まず結婚しろ。話はそれからだ」と一喝されてしまいそうです。

まあ、全く結婚の予定がないのですが。まずは確定申告を自分でやるくらい収入の柱を複数持つことからかな。こんな感じで今回の記事は締めとします。

管理人
トラ
トラ
勤め人
アラフォーの勤め人。
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